感染対策室室長 医師 和泉 千香子
感染対策室副室長 看護師 小川 伸
市立横手病院における感染防止対策の取り組み
当院における感染対策に関する基本的考え方
当院では以下の3つの基本方針に基づいて院内感染対策に取り組んでいます。
- 患者さん、家族の方および全職員を感染から守ること
- 合理的で経済的であること
- 環境に配慮していること
具体的内容
- 院内感染対策委員会、感染対策室、感染対策チーム、看護科リンクナース委員会を設置し、組織全体で感染管理を実施しています
- 院内・院外の感染症の発生状況を常に把握し感染防止に努めています
- 最新の国内外のガイドラインに基づいた感染対策マニュアルを整備しています
- 職員のワクチン接種を推進しています
- 感染対策に関する職員教育を実施しています
- 横手市の市民病院として感染対策における地域連携を行っています
- 職員1人1人が環境に対する配慮をし、病院環境の清浄化に努めています
患者さんを感染から守るため上記の遵守を心がけております。
感染管理認定看護師
感染管理認定看護師 小川 伸
認定看護師とは、「ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて、水準の高い看護実践のできる者」と定義し、日本看護協会が認定しています。私は、6か月間の専門教育期間を経て、平成21年6月に感染管理認定看護師として認定を受け活動しています。
私達の生活環境には、常に微生物が存在し、健康な状態では、問題となることがありません。しかし、微生物が特定の経路を経て、感染を起こす危険性の高い人に侵入すると、健康を害し、治療が必要となる場合もあります。
市立横手病院をご利用になる地域の皆様が、安心して治療や看護を受けられますよう、医療関連感染の発生防止や低下に向けて、努力していきたいと考えています。